複雑な法律や商習慣に向き合い
グローバルな
アドバンテストの事業を支える 14

法務

法学部法学科卒 | 2009年入社

※本内容は2019年11月取材時のものです。

アドバンテストに入社を決めた
理由を教えてください。

Question-1

世界を舞台に仕事がしたいと考えていたため、海外企業との取引が多く、ワークライフバランスが整っている企業をターゲットとして就職活動を行っていました。アドバンテストへ入社を決めたのは、条件にピッタリだったことに加え、会社説明会や面談を通じてお会いした先輩社員の朗らかな人柄に触れ、「こんな先輩たちと一緒に働けたら、自分も成長できそうだ」と思えたからです。

現在の仕事について
教えてください。

Question-2

現在、私は法務部に所属し、契約書の作成や契約に関する助言および審査、法律手続に関する事項、法令や諸制度に関する調査および研究、契約管理業務などを担っています。できれば学生時代に法学部で学んだ知識を生かしたいという考えていたので、配属が決まったときはうれしかったですね。私の入社時は、正式配属前に1年間の研修期間があり、最初の半年は群馬工場で生産現場を、その後の半年は本社の様々な部門で研修を受けました。文系出身で半導体の知識が全くなかったため、生産現場で製品がどうやって作られているのかを体験できたことは、現在の仕事にも非常に役立っています。

仕事のやりがいや魅力について
教えてください。

Question-3

英語力が伴っていなかった入社1年目は国内の契約が中心でしたが、経験を重ねて徐々に海外の契約にも携わるようになりました。大学で法律を学んだとはいえ、海外は国ごとで商習慣も法律も違うので、最初は戸惑うことばかりでした。
契約を結ぶ、というと全て法務部が担当すると思われがちですが、私たちが担当するのは法律的な側面で、例えば支払い条件といった営業的な側面については営業部の判断において進めます。つまり、両者の強みを生かしながら契約というゴールに向けて協力し合うことが重要で、だからこそ無事契約を結べたときには大きな達成感があります。
仕事上、まだまだ学ぶべきことがたくさんあり、今は自分自身の仕事の精度を上げることを第一目標としています。同じような案件でも人によって対応の仕方は異なるので、上司や他の課員の対応から得られる新しい発見を自分の引き出しに追加し、成長につなげていきたいと思っています。

印象に残っているエピソードを
教えてください。

Question-4

海外のお客様との契約交渉が難航したとき、上司同席のもとで私がメインで交渉をして、契約をまとめることができたことです。プレッシャーもありましたが、これまでの知識や経験を駆使し、海外のお客様相手に難しい交渉をまとめることができたのは大きな自信につながりました。交渉成立後、上司から「よくやった」とお褒めの言葉をいただき、食事をご馳走してくれました。
このように、やる気と主体性があれば若い社員にもどんどん仕事を任せてくれるのが当社の魅力だと思います。配属当初は先輩や上司に迷惑をかけてばかりいた自分が、今では一通りの業務がこなせるようになり、関連部門との連携や調整ができるようになったのも、上司や先輩たちのおかげだと感謝しています。これからは後輩を育成する立場になると思いますが、本人の意見や考えを大切にしたうえで適宜助言して成長を促すように指導したいと思っています。

学生のみなさんへの
メッセージをお願いします。

Question-5

当社の魅力をお伝えするとすれば、やはり私が入社の決め手とした社員の温かさとワークライフバランスについての理解の深さだと思います。私自身、産休・育休制度取得後に復職をしているのですが、子どもが急病になったときなどはチームでフォローをしてくれるので非常に助けられています。制度が整っているだけではなく、取得しやすい環境があること。やる気と主体性があれば、事務系技術系関係なくキャリアアップを図れること。この二つが当社の大きな魅力だと思います。
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