Technology
ソフトウェア開発
自社ならでは、
ソフトウェアの歴史を
自分のものにしていく。
2021年度入社/
通信工学 専攻
学生時代に力を注いだこと
英語学習・複数スピーカを用いた移動音像
提示システム構築の研究
※2024年取材時の内容です
01/04
アドバンテストに入社を決めた理由
お客さまと試験装置を結ぶソフトウェア。
私は通信工学を専攻し、ハードウェアとソフトウェアの両方を学びましたが、研究は音響工学を専門にしていたこともあり、当時は半導体に関する知識はほとんどありませんでした。就職先にどの分野に進もうか悩んでいた時、大学OBが企業説明に来てくれたことをきっかけにアドバンテストの存在を知りました。OBの方は海外拠点で活躍しており、当時英語学習に力を入れていた私は「ここなら専攻と語学力の両方を活かせるのではないか」と、アドバンテストに強く惹かれたのを覚えています。
現在はT2000プロダクトユニットに所属し、主にお客さまとアドバンテストのテスタを結ぶソフトウェアを開発しています。特に、半導体テストの効率的な作成・実行を支援するアプリケーションや、テスタを周辺機器と通信できるようにするドライバ等に携わっています。
設計された半導体をテストするには多様なデータが必要で、その準備やテストのプロセスは非常に複雑で時間を要していました。このプロセスを改善し、お客さまがアドバンテストのテスタを最大限に活用できるよう、日々努力しています。
02/04
現在の仕事について
ソフトウェア技術者として開発に貢献。
現在、私はテスタとプローバやハンドラといった周辺機器を繋ぐドライバの開発を担当しています。このドライバは、テスタと他の機器を接続する重要なソフトウェアであり、長い歴史を持っています。そのため、開発には過去の技術背景や年代ごとの機能の違い、蓄積されたノウハウを深く理解することが求められます。また、ドライバは量産環境でも使用されるため、高い安定性が必要です。それに伴うプレッシャーは大きいですが、お客さまに貢献できているという実感があり、大きなやりがいを感じています。
開発担当になった当初は、自分のソフトウェア知識だけでは対応できず、多くの困難に直面しました。必要な情報をどこから得るべきかがわからず、開発に貢献できるかどうか、不安に感じたこともありましたが、先輩方のサポートを受けながら、知識を深めていくことで、今では開発に貢献できるようになりました。これからも積み重ねられてきたドライバの技術とノウハウを吸収し、ソフトウェア技術者として成長していきたいと思います。
