頼りにされる存在を目指し、
開発に必要な基礎知識と
技術の取得に励む 02

電気/電子ハードウェア開発

理工学研究科電気電子工学専攻修了 | 2019年入社

※本内容は2019年11月取材時のものです。

アドバンテストに入社を決めた
理由を教えてください。

Question-1

大学院では半導体材料を研究テーマに、半導体の必要性や将来性について学びました。その経験を生かしたいと思い、就職活動では半導体に関わる事業を営んでいる企業を中心に探しました。アドバンテストを深く知ったのはインターンシップで、そこで半導体試験装置の役割や需要、同業界でのシェアの高さに魅力を感じて入社を希望するようになりました。社員の方々や社内の雰囲気が自分に合っていると思ったことも決め手になったと思います。福利厚生制度も充実していると聞いていましたが、入社後に改めてオンオフの切り替えがはっきりしていてワークライフバランスが取れている環境だと実感しています。上司からは「有給休暇は積極的に取得しなさい」と言われるくらいです(笑)。

現在の仕事について
教えてください。

Question-2

私が所属している部署は、半導体テスト・システムのキャリブレーションプログラムや出荷検査用データ取得プログラムの開発などを担当しています。キャリブレーションとは、テストの信頼性および精度を向上させるために、システムの構成回路のタイミングを微調整することです。半導体デバイスを正しく測定するためには、ナノ秒・ピコ秒単位の調整が求められます。また調整後には、システムに要求されるスペックがきちんと満たされているかを評価することも必要です。
入社1年目の私は、先輩のサポートのもと、キャリブレーションプログラムの評価の一部を担当しています。将来的にはキャリブレーション全体の開発を担えるようになることを目標としています。そのために、今の担当業務およびOJTプログラムに沿った勉強会や課題を通して、開発に必要な知識や技術を習得している最中です。分かることやできることが日々増えていき、自分の成長を感じられています。

新人研修で特に印象に残っている
研修について教えてください。

Question-3

理系新人向けに実施された開発の疑似体験が特に印象に残っています。数名のチームを組んで、回路設計やプログラミング、デバイステストなどに取り組むもので、技術的な基礎知識を得られたのはもちろん、仕様検討・仕様書作成・製作・検証といった開発プロセスを一貫して体験することができました。
具体的には、開発においてはまず目標を設定すること、そして、目標に向けての進捗や個々の知識をチーム内や上の立場の人と共有すること、というチーム開発をする上で最も大切なことを学びました。開発を行うためには、自分の知識や技術を磨くだけではなく、情報共有や上司や先輩、同僚と良好な関係性を築くことも大切で、それができれば結果的に開発の成功や自身の成長にも繋がるということが分かりました。
新人研修でのこの経験を経たからこそ、配属後の業務の中で分からないこと・できないことがあった際は、隠さずに先輩や上司に助けを求めるようにしています。また、研修の中で同期の得意不得意も知ることができたので、それぞれの部署に配属になった今でもお互いに情報共有をして助け合うことも少なくありません。

今後の目標と学生のみなさんへの
メッセージをお願いします。

Question-4

まずは今の所属部署の仕事を完璧にやり遂げられるようになりたいです。そこから知識や技術を習得して一人前の技術者となり、部署を超えて頼りにされる存在になることが目標です。さらに、開発に携わる立場あるいは別の立場からさまざまな仕事に挑戦して知見を広げ、会社や社会に貢献できる人材になりたいです。まだまだ先のことですが、もし機会があれば海外と技術交流も行い、吸収した技術を日本で展開できるように将来的にはなっていきたいですね。
私もそうでしたが、就職活動中はいろいろ悩むことが多いと思います。そんなときは友達や家族、就職課の方など、周りの人に頼っていいと思います。会話をすることで気分が晴れるとともに、自分の考えが整理できて新しい気持ちで就職活動に臨めるのではないかなと思います。
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