理学部卒という経歴を生かし、
他部門と連携して
お客様の課題を解決する 10

営業

理学部自然機能学科(化学)卒 | 2008年入社

※本内容は2019年11月取材時のものです。

アドバンテストに入社を決めた
理由を教えてください。

Question-1

学生時代はハンドボール部に情熱を注いており、正直いうと真面目に勉強をするタイプではありませんでした。就職活動は「理学部卒の自分のスキルが生かせる」ことを軸に、理系採用欄にて営業職を募集している企業に絞って進めていました。メーカーのエンジニアや研究職を志望する同級生が多い中では珍しい存在だったと思います。
半導体の存在とその将来性の高さは知っていたのですが、アドバンテストとの出会いは偶然参加した合同会社説明会でした。希望していた理系の営業職枠があること、半導体試験装置業界でのシェアが高いことに興味を覚えました。そして「先端技術を先端で支える」という経営理念を伺い、「この会社で自分の経歴を生かしたい」と思い就職を決めたのです。

現在の仕事のやりがいや
魅力について教えてください。

Question-2

現在、私は国内の営業部門に所属し、主にT2000という製品を担当しています。半導体試験装置は非常に高価なため、「単に製品を売る」という一般的にイメージされている営業スタイルとは異なります。当社では、製品販売に加え、顧客サポートや戦略立案までも一貫として行っており、コンサルティングの要素が非常に強いのが特徴です。
主なお客様である半導体メーカーとの信頼関係抜きには、私たちのビジネスは成立しません。単に製品を売るだけではなく、お客様の利益拡大や課題解決を当社の製品を通じてどのように実現させていくのかまでを提案するのが、私に課せられたミッションです。営業窓口として、システムエンジニア(以下、SE)、フィールドサービス、開発などの各部門と調整を重ねながら、お客様側で計画している製品の量産展開にあわせたシステム構築およびソリューションを提供しています。そのために重要となるのが、お客様のニーズを確実に捉えたうえで戦略を立案すること。お客様のご要望をそのまま受け取るのではなく、その裏にある意図までをくみ取り、お客様のご要望の一歩先の提案をすることを常に心がけています。当社のシステム導入後に「アドバンテストさんの製品にして、〇%効率化を実現できました」といったお礼の言葉をいただくと、大きな安堵感と達成感を味わえ、それまでの苦労も吹き飛びます。このように、当社の各部門で構成されるチームの窓口として仕事に向き合えるのが営業の醍醐味だと思います。

印象に残っているエピソードを
教えてください。

Question-3

お客様から「アドバンテストさんの新SOCテスタを導入したものの、それを扱えるエンジニアの育成に悩んでいる」と相談された際、課題解決のためのさまざま施策をお客様と一緒になって進めたのが非常に印象に残っています。当社SEが、旧製品から新製品への置き換えを進め、使い慣れた旧製品で使用していたソフトウェアを新製品へ移し替えていきました。さらに、当社SEをお客様先に常駐させていただき、お客様自身で新製品を扱えるように教育・指導をおこなったのです。お客様自身が新製品のメリットを理解し、不自由なく使用できるようになるまで数年を要しましたが、お客様も非常に喜んでいただき、最近では「もっとテスタを扱えるエンジニアを増やしたい」という要望もいただくようになりました。このようにお客様と一緒にお客様の課題に取り組み、それが具現化できたときの喜びは格別であり、当社の営業だから味わえる醍醐味だと思います。

今後の目標について
教えてください。

Question-4

当社の社会貢献の重要性を考えながら今後も仕事に励んでいきたいと思っており、キャリアについては海外営業に挑戦したいと考えています。現在はお客様と最も近いポジションで仕事をしていますが、海外営業では各国の海外販社との密なコミュニケーションや戦略立案が求められますので、今までとは異なるスキルを必ず伸ばせるはずです。グローバル企業である当社の営業としてキャリアを築いていくために、海外でのチャレンジは非常に重要だと考えているので、スキルと知見を高めて会社に貢献できる人材となれるよう、日々努力を続けていきたいと思います。
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