採用パンフレットはこちら
Technology
2022年度入社/電子工学 専攻
学生時代に力を注いだこと
半導体ナノ構造の量子輸送特性に関する研究
※2024年取材時の内容です
01
アドバンテストに入社を決めた理由
02
現在の仕事について
03
仕事のやりがい
04
1日のスケジュール
01/04
大学院では、極低温における半導体ナノ構造の量子輸送特性に関する研究を行っていました。その中でアドバンテスト製の計測装置に接する機会が多く、同社に少しずつ興味を持つようになりました。計測は、サイエンスの基礎となるもので、なくなることはないと考えていたこともあり、アドバンテストについて調べてみると、半導体の試験装置メーカーとしてグローバルでトップのポジションにいて、試験装置に限らず幅広い技術を持っていると知り、急速に惹かれていきました。 そして、研究開発職として入社した私は、1年目に自社の半導体製造プロセスを用いた、半導体試験装置向けミリ波帯スイッチの研究開発を担当しました。設計図を書き、自社の半導体工場で試作してもらい、評価する。その一連の流れを経験したところで、次のテーマを与えられました。それがサブテラヘルツ電子デバイスの研究開発です。
02/04
これは、次世代通信技術6Gを見据えた先行研究の一つで、周波数100~300 GHzで動作する電子デバイスの研究開発です。試験装置メーカーが電子デバイスを自ら開発するのは、少し意外に感じられるかもしれません。しかし実は、試験装置メーカーこそ、誰よりも先に、未来の半導体のメカニズムや製造方法などを理解している必要があります。もし、革新的な半導体が登場したときにも、適切な試験方法を提案できるようにするためです。 そんな期待を背負ったミッションですが、この周波数帯域で動く電子デバイスは世の中的にもまだ基礎研究の段階で、未知の領域です。6Gの規格や市場規模が我々の予想通りになるかどうかさえ、未知数です。しかし、この研究を通して得た回路設計技術やデバイス評価技術が、アドバンテストと私の財産となり未来に活きてくると思っています。
03/04
そんな未知の世界に踏み込む研究は、ワクワクとドキドキの連続です。自分が考えたデバイスが期待通りに動くのか、どんな挙動が起きるのかなど、その結果を知ることが今からとても楽しみです。まだ世の中にないものを開発する喜びは大きいものの、研究者として胆力を試されるシーンもあります。 例えば、1年目に担当したミリ波帯スイッチの研究では、評価用に導入された最新の計測装置を社内で私が初めて使用しました。知見がないため評価の仕方そのものがわかりません。仮説を立てて先輩や上司に質問しては悩むことを繰り返しました。2~3週間もやもやと苦しい期間が続きましたが、先輩方のアドバイスもあり、最終的には適切にデバイスを評価することができました。答えのない世界を歩む不安と喜びを同時に味わった時間でした。 経験豊富な先輩方と気軽に相談ができ、多彩な視点やフラットな意見交換ができる今の環境は、とても刺激的で楽しいと感じています。まだ研究者として一歩を踏み出したばかりですが、いずれは、高周波回路設計のエキスパートになりたいです。まだ世の中にない革新的な電子デバイスや計測技術を創り出し、自分らしい足跡を残したいと思います。
04/04
09:15
始業、メールチェック、業務内容の確認
09:30
前日に仕掛けたシミュレーションの解析先輩方と結果に関してワイガヤ※※職種や立場等に関わらず、ワイワイガヤガヤとざっくばらんに話すこと。
12:00
昼食休憩
13:00
午後の業務開始、引き続き設計業務や資料作成などに取り組む
13:30
昼礼、進捗を口頭で簡単に報告
17:30
データ整理、今後の設計方針について先輩とディスカッション
18:30
終業
Other People
基礎・応用研究
電気/電子ハードウェア開発
メカ設計/開発
ソフトウェア開発
システム&アプリケーションエンジニア(SE)
フィールドサービスエンジニア(FSE)
品質保証
ITエンジニア
Production
生産技術
生産DX
生産管理
調達
Sales
営業
販売支援
Corporate
経理
人事
総務
法務