お客さま目線に立つことの
大切さを学んだドイツ駐在。
理系一家に生まれ育ち、高等専門学校で電子工学を学んできた私は、「働くならば、理系の活躍できる業界ナンバーワン企業がいい」と考え、半導体試験装置市場でシェアトップであり、若いうちからグローバルで活躍できそうなアドバンテストを第一志望として就活していました。晴れてその希望が叶い、2013年に入社しました。研修を経て、配属されたのがFSEという職種です。FSEとは、お客さま先での試験装置の導入の際に、その製造工程やご要望に合うように立ち上げや、修理などを行う仕事です。国内のお客さまに向けた保守を担当した後、2016年から欧州地域を統括するAdvantest Europe GmbH(ドイツ)へ出向することになりました。
現地のエンジニアとともに、お客さま先に常駐して、製品のメンテナンスを担当しました。その4年間で学んだことは、お客さま目線に立つことの大切さです。もちろん、技術力は重要なのですが、お客さまへの説明や対応の仕方で製品への評価も変わってしまうため、それ以来、相手の目線に立ったコミュニケーションを意識するようになりました。