海外で活躍する技術者を目指し、
ソフトウェア開発に向き合う 04

ソフトウェア開発

工学部情報工学科卒 | 2013年入社

※本内容は2019年11月取材時のものです。

現在の仕事について
教えてください。

Question-1

お客様が実際に使うGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)ツールと呼ばれるテスタのソフトウェアに携わっています。その中で私は、新規機能追加や既存機能の保守を担当しており、機能仕様、設計、コーディング、テスト設計、テスト工程を一貫して行なっています。学生時代に情報工学を専攻していたもののプログラミングが苦手だった私がソフトウェア開発の道を選んだのは、モノづくりをしたいという気持ちが強かったことと、苦手を克服することで自分を成長させたかったからです。アドバンテストに入社を決めた理由は、半導体業界を支える最先端の技術を持っていること、説明会などで接した先輩社員の方々から楽しく仕事をしている雰囲気が伝わってきたから。OG・OBからも「技術者にとって環境がいい」と太鼓判を押されたのも決め手になりました。

ソフトウェア開発の
仕事の魅力を教えてください。

Question-2

私たちのお客様は必ずしもソフトウェア操作に慣れている方ばかりではないため、お客様が直観的に操作できるようなインターフェース構築を意識しています。そのためにはお客様に一番近いSEを通してお客様の使用状況をヒアリングすることも珍しくありません。以前、画面デザインを一新するプロジェクトでタッチパネルボタンの色を黄色に変更したのですが、先輩から「お客様が戸惑わないように以前のバージョンと同じ色を使ったほうがいい」とアドバイスをいただいたことがあり、色一つの重要性とこの仕事の奥深さを実感しました。今では、できるだけ多くの人に意見を聞き、何通りかの案を考えることで誰でも使いやすいツールがつくれるように工夫をしています。自分が作ったものが形となり、お客様から「使いやすい」という声を聞くととても嬉しい気持ちになります。
最近はプライベートのときでもエレベーターのボタンの大きさや配置などを気にするようになりました。より良い仕事につなげるために、日常的に知識を吸収するための行動が身に付いてきたことも成長の証だと思っています。

今後の目標について
教えてください。

Question-3

半導体という世の中の先端技術を駆使した製品に触れ、その先の技術を開発できることに技術者として非常にやりがいを感じています。現在は既存システムのバージョンアップに伴う開発を担当することが多いのですが、今後は新規のツール開発や担当したことのないツールの開発にも携わりたいと思っています。アニメーションなどを駆使し、ビジュアル的にも分かりやすくデモ画面などもつくれるようになりたいですね。
また、将来的には海外での仕事に携わることも視野にいれています。日本とは言葉も考え方も違う環境に身を置くことで、技術者として新たなステップに足を踏み入れたいと思っています。海外出向している女性技術者はまだ多くはないため、自分が一つのモデルケースになれたらいいですね。当社がこれまで培ってきた技術を受け継ぎ、最先端の技術を習得し、それを次の世代につなげていける人財になりたいと思っています。

学生のみなさんへの
メッセージをお願いします。

Question-4

当社の魅力は、とにかく働く環境がきちんと整っていること。産休・育休制度を取得し、復帰後に時短勤務を活用している女性技術者もいらっしゃいますし、積み重ねてきた知識や技術を無駄にすることなく、キャリアアップにつなげている姿を見ると女性として本当に勇気づけられます。
また、配属後1年間先輩にサポートしていただけるOJT制度も、私にとっては大きな助けとなりました。入社当初は会議に出席しても、専門用語が理解できず非常に苦労したのですが、自分の仕事を中断してまでサポートしてくれた先輩のおかげで技術者としてのスタートラインに立つことができました。
当社は若手社員でも遠慮することなく「やっていたい!」と言える会社です。もちろん発言には責任が伴いますが、そのプレッシャーを乗り越えたとき、きっと一回り成長しているはずです。知識も豊富で技術力の高い頼りになる先輩が多く揃っているので、技術者として成長を続けたい人はぜひ当社の扉を叩いてください。
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