業績予想

2020年4月24日発表 (億円)
  FY2019 FY2020
  1Q 2Q 3Q 4Q 1Q予想
受注高 659 583 729 907 620
売上高 662 716 699 682 700
営業利益 152 177 142 116 130
営業利益率 22.9% 24.8% 20.4% 17.0% 18.6%
税引前四半期利益 152 177 142 108 130
四半期利益 121 147 119 148 105
四半期利益率 18.3% 20.5% 17.1% 21.7% 15.0%
 
事業譲受、M&Aに伴う受注残の増加 +42
受注残 746 613 643 910 830
 
為替レート 1米ドル 111円 108円 108円 110円 105円
1ユーロ 125円 121円 119円 121円 120円

貿易摩擦の長期化に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、今後の世界経済の先行きへの懸念が非常に高まっています。これまでのところ半導体設備投資動向に大きな変調は見受けられませんが、今後の世界経済の変化に伴って半導体市場や半導体製造装置市場がどのように推移していくかは現時点で予測しがたく、2020年度通期の当社業績を予想することもまた困難な状況にあります。2021年3月期第1四半期の連結業績については、受注高620億円、売上高700億円、営業利益130億円、税引前利益130億円、当期利益105億円と予想しています。予想の前提とした為替レートは、米ドルが105円、ユーロが120円です。

新型コロナウイルス感染拡大に関して当社が想定する主な事業リスクは、次の5点です。

① 当社グループ、顧客、サプライヤーの従業員が感染することによる業務中断や効率低下
② 世界各地の移動制限や都市封鎖が長期化することで生じる次の問題
  i) 当社グループや委託先において製造人員の安定確保ができないことによる製品供給能力低下
  ii) 移動制限による顧客サポート能力低下
  iii) 世界的規模のサプライチェーン寸断による部材調達難がもたらす製品供給能力低下
③ 世界経済の急激な悪化による最終需要減とエレクトロニクス業界全体への波及、半導体市場および半導体製造装置市場の減速
④ 顧客のサプライチェーン変動などを通じ、半導体産業の構造が中期的に大きく変化する可能性
⑤ ポストコロナ時の人間の行動および社会の変化がもたらす事業環境の変容

これらリスクは現時点で全ては顕在化しておりませんが、世界経済の不確実性が高い中、当社は、外部環境の変化に機動的に対応することを2020年度の最優先課題とし、事業の継続性担保を図るとともに、当年度を最終年度とする3か年の中期経営計画の達成を目指します。

なお、足元の不透明感は強いものの、当社の中長期経営方針「グランドデザイン」で掲げた長期市場展望ならびに成長戦略に変更ありません。5G商用化に代表されるデジタル・トランスフォーメーションの進展が、半導体の一層の高性能化と信頼性向上を促していくという流れは着々と進展しています。これに呼応し、ウエハ・レベルやパッケージ・レベルでのテストだけでなく、システム/モジュール・レベルでのテスト導入という形を通じて信頼性担保を強化する動きがハイエンド半導体や車載半導体などで立ち上がりつつあります。
当社は今後も長期的な成長に向けた投資を引き続き推進し、コーポレート・ビジョンとして掲げた「進化する半導体バリューチェーンで顧客価値を追求」の体現に努めてまいります。