
ADVANTESTDNA
アドバンテストのDNA
アドバンテストのコア・バリュー「INTEGRITY」――。
この言葉にはアドバンテストの成長に欠かせない「スタンス」や「価値観」が凝縮されています。
優れた技術力だけではない私たちの歩みともう一つの成長エンジンである
「INTEGRITY」に込められた思いをご紹介します。

STORY 01
わずか3名からスタート。
70年前から灯り続ける
ベンチャースピリット。
1954年、アドバンテストはわずか3名で、わずか三坪の事務所と四坪の作業所から、「はかる」技術を基に電子計測機器の事業を始めました。社会に貢献するという使命感、イノベーションへの挑戦心、そして社員の主体性を重視する文化は、スタートから今に至るまで変わりません。「はかる」技術は未知の世界を明らかにし、科学技術を進化させます。そんな技術者魂を胸に、1960年代末には社運をかけて半導体テスト・システムの開発に乗り出し、1985年には初めて世界シェアトップに立つまでに成長し、世界中に拠点を持つ国際企業となっていきました。2000年代初頭からは半導体分野のグローバル分業化が進み、アドバンテストも海外企業のM&Aなど将来を見据えた施策を加速させていきました。

STORY 02
2011年アメリカ企業の
大型M&A
互いに学び合う関係が
アドバンテストの進化を加速。
アドバンテストにとって大きな転換点は、2011年の米半導体試験装置大手Verigy社の買収でした。この大規模な買収により、社員数は3,500人から一気に5,000人へと拡大しました。Verigyは、70年以上の歴史をもつ米国ヒューレット・パッカード社の計測器部門を源流とする名門企業で、アドバンテストと同じく電子計測を祖業とする一方、当社とは異なる顧客層を擁し、優れたグローバル・オペレーションといった特長も備えていました。多くのM&Aでは、買収側の価値観が優先されがちですが、アドバンテストとVerigyは、それぞれにないお互いの優れた点を理解し、互いに学び合い、尊重し合うスタイルを築くことができました。この協力により、2つの企業が育んできた技術的知見はもとより、開発方法、コミュニケーションスタイルなど、2つのDNAはいつしかこれまでにない一つのスタイルへと昇華していきました。

STORY 03
社員の心に宿るDNA。
“INTEGRITY”は、
私たちのエンジン。
Verigy社の買収が発端となったこのDNAの変化が波及し、我々は独自のグローバル経営スタイルを築くことができました。アドバンテストはもともと海外売上比率が高く、海外関連会社の経営の現地化や海外からの執行役員登用などを進めてきましたが、その流れはさらに加速し、現在ではGroup CEOを含む役員の半数以上が海外となっています。これからも事業を通じて社会の「安全・安心・心地よい」に貢献できるよう、アドバンテストは時代に合わせて柔軟に進化し続けます。
その中で重要なのが「INTEGRITY」というコア・バリューです。これは、19の国と地域で働く仲間たちが良い関係を築き、共に成長するための思いと約束を表しています。「互いの個性を尊重し合う」「信頼し合う」「常に前向きに」「成長と挑戦にコミットする」という信念が、イノベーションへの挑戦を促し、半導体試験装置という未来に不可欠な技術をさらに発展させ、働く人々の誇りとやりがいにつながっていくのです。

Core Values
私たちが大切にするもの

INNOVATION 私たちが起こすもの
NUMBER ONE 私たちが目指すポジション
TRUST 私たちを一つにする礎
EMPOWERMENT 私たちの成長の機会
GLOBAL 私たちが活躍するフィールド
RESPECT 私たちの信条
INCLUSION AND DIVERSITY 私たちの誓い
TEAMWORK 私たちの仕事の進め方
YES 私たちの姿勢